未来は相談する相手で決まる

相談する人は選んだ方がいいなあ、
と思う出来事がありました。


こんにちは、えりぃです。


相談する人を選ぶなんて、
当たり前と思いますよね。


出会ったばかりの人にトラウマのような体験を
話されても困惑するし、

おしゃべりな人に
個人的なことを相談しないでしょう。

かといって、
人に相談せずにいると
考えが堂々巡りで解決の方向に進みません。

人は1日に6万回も思考していて
その大半がネガティブなことか昨日と同じこと、
と言われます。


Flowering.giftで行っているのも
身体の緊張をほぐしてその思考を手放すこと、
セッションでは深い部分にもぐっていき
努力ではなく自然といい方向に向かう
ことを大切にしていますが、


専門家に相談するまではいかないけど
ずーっとモヤモヤしていて
どうしていいかわからない、


ということもありますよね。
そういう時にどうしたらいいかというと、


まずは紙に書きだします。

 

あまり人に話したくない、
ということもありますよね。

そういう場合は紙に書き出すだけでも
だいぶ整理されますが、

やはり一番いいのは
それでもどうにもならない場合は、
誰かに話すことです

というのも、
まずは自分の中に溜まったものを
外に出すだけなら紙でもいいのですが、


モヤモヤしているというのは
エネルギー循環が滞って状況だからです。


なので、
まずは人に話すことで溜まったものを吐き出し、

(この時バケツの水をまき散らすような
やり方だと、相手に水が飛び散り迷惑です。
その場にだす、そーっとバケツから水を
注ぎだすようなイメージで話をすると
相手も受け取りやすくなります)

また相手から帰ってくることで
エネルギー循環がうまれます


え?


話をしたけど
結局何も解決しないままだったけど、

という人もいるかもしれません。


ひどい人は
話し始めたら一方的に決めつけられて
相手の一方的な意見をバー――っと話されて
さらに落ち込んでしまった・・・

という人もいるかもしれません。


なんでこうなるかというと、
エネルギー循環が起きてないからです。


「勝つか負ける」

「奪うか奪われる」

「正しいか正しくない」

「敵か味方か」


で人の話を判断してしまうと
エネルギーの循環が切れてしまうのです。

これはIPS(意図的なピアサポート)で扱う
「関係性が切れる」という感覚なのですが、

人によっては
無意識のうちにエネルギーを奪ってしまう
「エネルギーバンパイア」

または相手に変わってほしくないと
無意識に邪魔をしてしまう
「ドリームキラー」

などと呼ばれることもあります。


これは誰しもそうなる可能性はありますが、
なるべくこうい人には相談しないほうがいいです。

じゃあ、具体的にどんな人に相談しない方がいいのか。

・自分の意見ばかりを言う人
・こちらの話を全部聞かずに「こういうことでしょ」
と自分勝手に解釈する人
・「それはあなたがこうだから~」と批判、判断する人
・一見よい意見のように聞こえるけれど
 結果的に相手の意見ばかりになってしまう場合

などがあげられます。


ひどい目にあった、
という人は慎重になっていると思いますが、

例えば身体や心の不調で病院にかかったときは
選べなかったりしますよね。

お医者さんがいうんだから、
看護師さんがいうんだから、と。

こういう場合は避けたり逃げるのは
難しいような気がするかもしれませんね。

コンサルのような方に仕事について相談する場合も、
上司に相談する場合も同じです。

話した後にわずかにモヤモヤが残ったり
不完全燃焼だったり、ぐったり疲れたり
ヤル気をなくしたりする場合は要注意!


だからこそ、
「相談する人はえらぶべし!」
と言いたいのです。


そっか、
モヤモヤして専門家に相談するまでいかない場合、
(もしくは専門家選びでも)


うん、

まずは紙に書くこと。

それでも堂々巡りになる場合は
誰かに話すこと、

そしてその話す相手はエネルギーを奪う人は
さけることまではわかった。

じゃあ、一体どういう人に相談するといいの?

と疑問が出てくるかもしれません。

これは正直時と場合によるし
その時はわからなくても後から気づく、
ということもあるので直接聞きに来てもらうといいのですが、

モヤモヤしてどうしていいかわからない、

という場合に相談して前に進めるのは、
「思い込みをはずして聴くことができる人」です。


この「思い込みをはずして」とは
私がよく使うフレーズなのですが、

「思い込みをはずす」というのが
なかなかみんな実感できないようです。

長年学んで体験している人でも
実際の会話となるとすぐに自分の意見を
通そうとしたり、反論がでたりします。

この「思い込みをはずす」というのは
かけている眼鏡を一旦はずす、
というとわかりやすいかもしれません。

普段私たちは眼鏡をかけて世界を観ています。
裸眼の人はまずいません。
価値観、と言ってもいいかもしれません。

子どもの頃はまっさらな状態ですが、
周りの大人の眼鏡をかけるようになり、
徐々に大きくなると他の眼鏡があることに気づいて
そこからはさまざまな眼鏡を試していきます。

そして、いくつもの眼鏡をかけたりはずしたり
融合させていくことによって、
複数の視点からものが観えるようなっていくのです。

けれど、なかなかその眼鏡をかけかえられない人も多いのです。

他人の靴をはく、という言葉がありますが、
自分の眼鏡をいったんはずして
相手の眼鏡から世界を観ようとする試みに
抵抗がある人もいます。

今持っている眼鏡と似ていたら試しやすいとか、
今の眼鏡と全く違うから試したくない、
というのもありますが、

こちらの眼鏡で世界をみたらどうなるだろう?
とチャレンジできない人は
何か理由があるのです。

理由はあるのだけれど、
そういう人に話をしても
自分の眼鏡から見える世界ばかり話して
こちらの眼鏡からは違う世界がみえることに
きづかない。

そういう人にモヤモヤした話をしても
整理されないばかりか
余計な視点を押し付けられて
悲しい気もちになったり余計に混乱します。

あ、これは自分のことだな
とドキッとした方、大丈夫です(^^)

これは誰でもあることですし、
それに今気づいたら一旦外せるようになるからです。
(きっと次からの会話がかわりますよ)

もちろんこちらに余裕があるときは
こちらが先に相手の眼鏡を試せばいいのですが、

モヤモヤして堂々巡りをしているときは
そんな余裕はありません。
だから、相談するのですから。

うんうん、
ここまではわかった。

じゃあ、
「思い込みを外して話を聴ける人」はどういう人なの?


はい、


それは、


「あまり目立たない人」です。

というと語弊がありそうですが、
静かで落ち着いているからすぐに反応する人よりも
注目されにくいということです。

自分のペースを知っていて
自分の心地よさや静けさを大事にする人。

言葉よりも全体を感じ
沈黙と静けさを間にはさみながら

「それはこういうこと?」
「あなたにとってどういう意味?」

こちらからは世界がどのように見えているのかを
尋ねてくれる人。

そういう人は
話を聴いてこう感じたよ、と

「自分の眼鏡からはそれはこのように見えるよ」

と教えてくれます。

お互いに違う眼鏡をかけているのを理解し、
そのうえでお互いの眼鏡から見える景色を伝えあう。

そんなことができる人に相談したら
きっとモヤモヤが整理されて

まったく思いもしなかった
展開がうまれるでしょう。


これはU理論でいう
プレゼンシンングからクリスタライジングへの
過程と言えるかもしれませんが、

(U理論についてはまたいつかご紹介します)

過去の延長線上にはない
「全く新しい未来が出現する」ということなんです。

話していてありませんか?

こうなんだよね~

そうなんだ、自分はねえ~

とやりとりを重ねているうちに、

パっと、

「ああそうだ!」

「こうすればいいんだ!」

と突然気づいたりひらめいたことは。


それは相手が一緒に深いレベルに徐々に
潜っていってくれたからこそ、
深い確信に満ちた気づきや結論が産まれたのです。

成功している人たちやリーダーの中には
このようにやり取りをするなかで
一緒に深く潜っていき全く新しい何かが
導き出された経験をしている人が多いそうです。

これはきっと誰もが経験していることなので、
それを自分の人生に意図的に起こしていくには

「思い込みを外して話を聴ける人」
と話をするのが鍵になります。

すぐに答えを返したり
持論ばかりを話す人ではなく、

落ち着いて聴いてくれる人、
こちらの世界を理解してくれるような質問をする人

と話をしてみてくださいね。

きっとお互いにとって
より良いものが生みだされていきますよ。


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