(IPS2019.4)

2019-12-12


IPS(意図的なピアサポート)を開催しました。

 

「提供することと受け取ること」

「レンズに気づく」

「物の見方(世界観)を再検討する」

「人間関係のパターン」

について対話をしていきました。
(IPS(意図的なピアサポート)テキスト「1-7~8」)


テキストでは、「精神医療モデル」や「病名」をわきに置いた
関係性を築くことについていくつか例題がありましたが、
今回は「妊娠・出産」を例に対話を進めていきました。


「産ませる側」「産ませてもらう側」という構図。


はっきり意識しなくても、
妊娠したら何となく産婦人科にいき定期検診をうけて、
陣痛が始まったら病院で分娩台の上でとりあげてもらう、
という流れではないでしょうか。


けれど
「産む」主体は母親であり、
「産まれる」主体は赤ちゃんです。


医師や助産師はあくまでサポート。
主役ではありません。


それなのに、
「産む」主体の母親がどのような妊娠期間をおくって、
どのような場所・状況で産むことを望んでいて
どのように産後のサポートを受けるかを計画することは
少ないですよね。


受診もしっかり時間をかけて話を聴いてくれる助産院や
出産スタイルを選べる産院もあります。


「バースプラン」という計画書を一緒に作成して
希望に沿ったお産をサポートしてくれる産院もあります。

 

精神科医療でも同じで「治してもらう」というよりも自分も
主体的に関わっていくことが回復するには大切です。


そんなことをお話している中で、
ふと浮かんだことを言葉にだしてみる、
ということもこの場では大事にしています。


「今の話の流れに関係するかわらかないけど・・・」

 

「まとまらないのですが・・・」

 

と言いながら話されることは何かにつながっていて
その場がより深まります。


今回も職場でのことをお話され、


それを他の方の体験と重ね合わせることで
それぞれに気づきが産まれました。


具体的な内容をご紹介できないのが残念ですが、
この場にいた人たちには確かに感じられるものがあるのです。

この内なる気づきが、その人の人生を変容させていきます。

そんな場が今回もうまれました。

今日もありがとうございました。

 

 

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