精神保健福祉士・PSWとは?

2020-11-05

精神保健福祉士・PSWとは

・精神障碍者及び国民の保健・福祉・医療に関する専門職

・精神障碍者や環境上の理由により日常生活を営むのに支障をきたしている
 精神障碍者に対して、本人の意向を最大限尊重してその改善に向けた
 支援や援助を行う

 

精神保健福祉士の役割

・精神障碍者の社会生活に関する相談・助言・指導・日常生活への
 適応のために必要な生活訓練や援助を行う

・支援・援助は福祉的援助と医療的援助の両性格をもつ

・精神医療のチームの一員として、精神障碍者の治療(医療)及び
 援助(福祉)活動に参加する

 

精神保健福祉士の養成のあり方等に関する検討会中間報告書【概要】(平成31年3月29日)

 

精神保健福祉士・PSWの支援・援助内容

・疾病の管理
・心理援助
・基本的生活能力の改善(身辺自立・対人関係など)
・生活支援(経済面・居住面・就労・社会資源・制度の活用など)
・環境調整及び改善(家族関係・地域関係など)
・その他

 

PSWの仕事をまとめると図のようになります。

公益社団法人精神保健福祉士協会


精神保健福祉士の業務

大きく分けて2つあります。
1つはケースワーク業務。
2つ目はグループワーク業務。

 

ケースワーク業務とは、困難な課題・問題をもった対象者(クライアント)が
主体的に生活できるように個別に支援・援助する社会福祉援助技術。

 

グループワークとは、集団内での人間関係や集団活動を通して、
参加者の社会生活能力の回復、改善、強化などを行う社会福祉援助技術。


<ケースワーク業務>
・医療のおける人権擁護
・心理・情緒的援助
・日常生活援助
・家族問題調整
・教育問題援助
・住宅問題援助
・教育問題援助
・就労支援援助
・経済問題援助
・社会復帰施設等の利用上の問題調整
・業務上の問題調整(児童関係)
・業務上の問題調整(成人関係)
・退所援助
・入所(利用)援助
・通院援助
・入退院援助
・受診援助

 

<グループワーク業務>
・ソーシャル・スキル・トレーニング
・児童と家族のグループワーク
・患者・家族のグループワーク
・ソーシャルクラブ
・アディクション(アルコール・薬物・摂食障害)ミーティング
・デイケア

 

まとめ

精神保健福祉士・PSWは目の前の人の困っていること、困難を出発点として
その人や環境社会に働きかけていきます。
その活動が、他の方々の問題解決にもつながり、
また新たな取り組みへとつながっていきます。

そしてPSW自身もその豊かな関係性の中にあることが大事です。
援助する側、援助される側という一歩的で不自由な関係性から抜け出し
お互いにサポートし合える関係性を築いていくことで自由になれるのです。

 

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