1月「リラケア・グループワーク」2019
新年1月のリワークwomen’sグループワークを開催しました。
今回テキストとして使ったのは、この本。
奈良少年刑務所で「詩」のプログラムがあるそうでこの本は
少年たちの「詩」をまとめたもの。
いくつか詩を選んで読み、その感想をシェアしました。
同じ詩を読んでも感じるものはそれぞれ。
「胸を打たれる」
という方もいれば
「この詩は嫌い」
という方も。
「こういう犯罪を犯してしまう方はもともとなのだろうか?それとも環境?」
という問いがありました。
そこでお答えしたのは、
「いい」「悪い」の基準は時代や場所によって違うということ。
時代や場所が違えば刑務所に入っていないかもしれない。
この詩や解説文からうかがえるのは
人に本音を聴いてもらったり
共感してもらったり
温かさをもらっていないのでは?
ということ。
「寂しいね」「悲しかったね」と共感され、
それでも大丈夫だよ、
こうやって乗り越えていくんだよ、
とそばにいてくれる人がいたら違ったかもしれない。
そんなことを話していました。
この文章だけで読むと「きれいごと」と思われるかもしれませんが、
この場での感覚はそんな話もするりと受け入れられる空気感でした。
ついあたってしまったり
感情のゆれが大きく出てしまうのは
その相手を大切に想っているからこそ。
本当は
大切に想っていることを伝えたいのに、
それを伝える方法や感覚がわからない。
加えて
「自分はそんな風にしてもらっていないのに!」
という憤りが加わって怒りとして放出される。
「自分もそんな風に接してもらいたかった」
というのが本当の願いであり、ニーズ。
そんな流れがみえました。
そんなことを感じあえたのは、安心して話せるグループだからこそ。
普段の関りが重要でそれはスタッフの方々のおかげです。
そこに外部から私のようなものが入って考え方や新しい情報などに
触れることによって変化がググっと大きくなるのです。
この温かい体験を重ねることで、徐々に自分らしさがあらわれていきますよ。
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