自己否定が止まるメソッド(IPS 2019.6)

2019-12-12

 

こんにちは、えりぃです。


IPS(意図的なピアサポート)6月を開催しました。



「自分はできる、大丈夫」


と心底思っている人はやりたいことにどんどんチャレンジして
最初はできなくても、やっているうちに上達して
あっという間にうまくなっている。


それなにの、

自分はいつまでたっても、どうしてできないんだろう?


と思うこともありますよね。

普段は「自分はできる」と思っていても
ちょっとしたきっかけで
「自分はダメだ!」
と思うことは誰しもあると思います。


その頻度が多いか少ないか。


それが、「自己肯定感」平たく言うと、


「私はわたしのままでOK!」


という感覚です。


では、


その自己肯定感が高い人と低い人がいるのはなぜ?


これも、
幼少期の家庭環境が関係している、
ということをよく聞くことでしょう。


私も教科書で習って
まあ普通に考えてもそうだろうな
と頭では理解できるのですが


実際に自分が子育てをして
ある程度対等に話ができるようになり
周りの親子関係もみるようになってはじめて

「ああそうかも」と感じられるようになりました。


それでも小学生の現時点では「ああそうか」程度の感覚です。


幼いころの体験や感じたことが

これほど大人になってからも影響しているのか!!


と愕然としたのは、

実際に自分でワークを受けてから。


うまくいっているうちはいいけど、
同じやり方でいつもうまくいくとは限りません。

こういう仕事の時には
こう対応すれば結果がでていたのに
最近うまくいかなくなってしまったとか。

その時に壁にぶつかるように感じたときに
もがいていううちに自分に「パターン」があることに気づくのです。


それを最初はどうにかしたい!という想いで
ワークをしてもらうのですが、

パターンの根底にある幼いころの自分に気づくと、
それだけで変容がはじまります。

実際に先日受けたワークでは、
幼いころ母との関係性が「自己犠牲」というパターンを
うみだしていることがみえました。


自分でセッションをやるときもそうですが、
「今困っていること」に焦点をあてても
問題解決にならないことが多いです。


まずはお話をじっくり聞いていくうちに
セッションに来られた方のモヤモヤがほぐれていき、
「事実」と「感情」とその方の「信念」が整理されていきます。


そこで、
身体の施術をするとさらにほぐれ
嫌な過去や感情、あまり思い出したくないことも
話をしなくても解消することができるので、
セットでやると早く楽になります。


緊張が高い家庭で育っている方は
特に親子関係がでてきます。


これは私も中学生の頃から取り組んでいるので
(アダルトチルドレンという言葉がはやる前、
心理学の本で緊張度の高い家庭について書かれている本を
手に取ったことから始まりました)


親との関係性を乗り越える、

というのはあらゆる人に共通するテーマだと
思っています。


では冒頭の


何でもスイスイ達成していく人と、

「自分はできない」とあきらめてしまう人の違いは?


緊張の高い家庭に育つもしくは
幼少期に何らかのストレスがかかる状態で
自己肯定感が低くなってしまったから。


と、とらえていました。


ところが、ある心理の本を読んでいて、


母親から話されたネズミの実験で
「緊張を感じさせるホルモンの値が下がらなくなった」


という研究結果から、


「自己否定するのは、緊張のホルモンスイッチが

壊れてしまったから」かもしれないと実験したそうです。


実際に車のクラクションのような大きな音を聞くと
直後に「ストレスホルモン」が上がるはずが、


著者が試してみると
大きな音を聞いてもストレスホルモンの値が上がらず、
時間がたってリラックスしている状況で
ストレスホルモン値が上がっていたそうです!


これって、
普通は「テスト勉強しないと!」と思うと
ストレスホルモンが分泌してヤル気になるのですが、


ホルモンが分泌されないので、
ヤル気にならなかったり、集中できない、
テスト中に頭が真っ白になってしまう。


そして、終わった後にようやく
ストレスホルモンが出てきてヤル気になり、


「なんであの時ちゃんと勉強しなかったんだ!」


とひどく後悔したり自分を責めてしまうのに
エネルギーを使ってしまうのです。


そして、やっぱり「自分はできないんだ」
となり自己肯定感がまた下がる、という繰り返し・・・。


自分の経験を振り返っても、
そうかもしれないな、と思います。


両親のケンカの時はやり過ごすことが精一杯で
終わってほっとしたあとに何もできなかった自分を責めたり、


人とのやりとりの間はいいけれど、
終わった後にメールを送ったあとに


「ああ、何て思われるんだろう?」
「もっと他の書き方はなかっただろうか?」
「送らなければよかった・・・」


と思うこともあります。


やるべき時にヤル気がでなくて

後で自分はなんてダメなんだろう!と責めるのは、
ホルモン分泌のバランスが崩れているだけだったとは!!

これを知ったら救われる人
たくさんいるんじゃないでしょうか?

自分がダメな奴、出来ないやつ、じゃなくて、
ホルモン分泌の問題だっただけ!


では、
そのヤル気になるホルモンは
どうやったら分泌されるのかというと、


「呼吸」



だそうです。


え?それだけ?

とも思うかもしれませんが、

呼吸法や瞑想が病気の治療にも取り入れられていることを
考えれば、うなずけることです。

やり方は直接聞いてもらえればと思いますが、
とっても簡単です。


女性グループで実際にみんなで
この呼吸法を試してみましたが、


・汗をかいた
・運動したみたいに、腹筋を使う
・すっきりした
・肩のあたりが楽になった

とみんなそれぞれ変化を感じていました。

私たちは誰もが人生でいろいろ抱えていて
感情にのまれてしまったり圧倒されたり
自分ではどうしようもないと思う出来事とも出会います。


それでも、たとえどんな時でも
呼吸一つで落ち着くことができる、


そう感じられると希望になるのです。


どんなときでも人生の主導権は
しっかりにぎっていてくださいね。

今日もありがとうございました。

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