「自分らしさにもどる場所」をつくる

2020-11-05

wordpressでHPを作ったら、

と以前人と話していた時にそんな話になり、
いつか作りたいなあとぼんやり思っていたところ、
たまたま知人がwordpressでブログを始めてよかったよ、

というのを聞いたので相談にのってもらうことになりました。

というのも、

相談するのは誰でもいいわけではありません。

自分なりの考えをもちつつ、
それをわきに置いてジャッジするのではなく、
ただただ「そうなんだ」と聞いてくれる人

そのうえで、自分なりの考えや経験を私の立場になって提案してくれる人。

専門家を名乗る人でもそんな人はなかなかいない、ということにここ数年ようやく気づきました。

だいたい最後まで人の話を聞けない。

すぐに「こうしたらいい」「あなたはこうだ」と提案してくる。

「自分の思い込み」がみんな脇におけない。

相手が思い込みをもって聞いているのを話す側はわかるし、
そうなるともう話す気が起こらず
当たり障りのない答えしかでてこなくなるのです。

それが、今回相談した方はそうではなく
落ち着いてたんたんと聞きながら、自分の内側についても話をしてくれたので、
信頼して私も話しをすることができました。

当たり前のことなのに
人の相談を受けたり人と接する仕事なのに
この基本ができていない人が多いのでこういう方の存在は貴重。

(と、こういう表現は批判的に受け止められることもあるし周りの人にプレッシャーを
与えることにもつながりかねないので今までやらなかったけど、
本音を書く第一歩の稚拙さ、というところで大目にみてもらえれば。)

さてさて、
それでどんな話になったのかというと
まずは何でwordpressでHPを作りたいのか。

そもそも何を書くのか。

私は自分の仕事のサービスをお知らせする媒体とぼんやり考えていたけれど、
同時に「それではつまらない」とも思っている。

アメブロをやっているけどなぜか苦しい。
wordpressで作りたいけどなかなか踏み出せない、の根底にある「考え」に気づきました。

それは、

「ブログを書くからには人に見せるものでなければならない」

「それに見合う効果を出さなければならない」

という思い込みがあったから。

数年前。

まだベビマや料理教室を行っていたころ。
地域の無料ブログで書いていたことがあります。
料理教室の様子やイベントの様子などをたんたんと書いたもので、
写真もガラケーで撮影した荒いものでした(技術は今もかわらないけど)。

その当時は反応がなかったと思っていたけれど、
そういえばお問い合わせがいくつかあり、

「鹿児島にもこんなことやっている人がいるんだ」

と県外で私のブログを観ていてくれた人もいたことを思い出した。

そっか、あんなブログでも観ていてくれた人はいたんだ。

私がこんなブログいいなあ、と思っているのは派手な宣伝があるものではなく
自分の想いや気持ちをたんたんと書いたもの。

それなのに
「仕事のお知らせとしてかかねば」
「人の役に立つものにしなければ」

と気負いすぎてそれができずに苦しかったんですね。

ただただ自分のために書きたい。

自分のための場をつくりたい。

そう思っていたことに気づいた。

まずは想いを書くことから始めた方と話せて「それでいいんじゃない」と言ってもらえた
気がして楽になった。

では、なぜ書くのか。

抽象度の高い概念として私は

「お互いに尊重し、1人1人の個性が輝く世界」

を置いています。

今までの自分の活動をふりかえり内面に目を向けてどんな世界をつくりたいのか?を
考えたときに浮かんできたのがこの世界観でした。

対話型のカウンセリングも
身体の施術も
グループワークも
講座も

全てこの世界観に集約できるのです。

では、具体的にどんなことを書きたいのか。

・人が産まれ育つ、ということ

・幼少期が人生にどう影響しているのか

・人の活動の源となるニーズ

・家族のニーズと自分のニーズの統合

・お産とその周辺のこと

・「思い込み」をはずして人と対話するということ

・日常で感じる奇跡

・自然の美しさに救われるということ

・自分の人生を生きることの本質

・野口整体の「体癖」

・身体を調整するということ

・食材は誰が作っているかも大事

・「かごっま」というグループが特殊な理由

・ソーシャルワーカーとは

・精神保健福祉士とは、国家資格化された背景について

・今この時代に生きるということについて

・歴史を知ることで自分の立ち位置がつかめること

・結婚は家と家の結びつき。破壊と創造である

今出てきたのはこんな感じ。

書きたいことは山ほどあって時間が足りないくらい。

こんなことを想いながら「お互いに尊重し1人1人の個性が輝く世界」
がいいなあと思いつつ、家事も子育ても仕事もしていて。

だけれど

そんなことを想いながらも
いつもいつもその理想が体現できているわけではないし
見失いそうになることもあります。

そんな時に「私自身が戻れる場」としてのブログ・HPがあればいいなという想いから
スタートしています。

そこにやってきた人が
学校を休んだ子どもが家でゴロゴロするように、
文章や画像その他いろいろなものに触れることによって自分らしさと落ち着きを取り戻し、
また新たな世界に旅立っていく。

シルヴァスタインの「大きな木」は何とも言えない読後感だけれど

あの木のようにいつでも「ある」存在というイメージもある。

(原題はThe Giving Tree、与える木だった!)

そこには、ムーミンにでてくるミイやスティンキーのようないたずらっ子がいてほしい。

真正面から向き合い続ける視点からちょっとはずれて

「ちょっと力はいりすぎてない?」

「な~に真剣にやってるの?たいしたことじゃないわよ」

なんて、斜めからみる視点もあってほしい。

おだやかさ、あたたかさ、調和がキーワード。

そして安冨歩さんの本の中で出てきた「sense of humor」という言葉も素敵。

根底を流れているのは、慈愛とユーモア

今回の話し合いででてきたのは、こんな感じでした。

さてさてタイトルとドメイン名を何にしましょうか。

目下決めるのはこれ。

いい感じのタイトルがあらわれますように。

 

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