自己紹介4~23歳で結婚&メンタルのお仕事開始~

卒業と同時に結婚し東京から北関東へ引っ越します。

 

 

卒業と同時に結婚なんて早い!

 

 

とよく驚かれますが、

 

 

私たちにとって「結婚は単なる通過点」

 

 

引っ越しと仕事が始まって忙しかったし、

結婚式もしていません。

そういえば、指輪も買ってないな・・・(笑)

 

 

そもそも、

どうせ一緒に住むなら結婚したほうが会社から扶養手当と

住宅手当がでるよね、

と夢も盛り上がりもない理由で入籍しました。

 
 
 
 

 

 

だから今でも夫婦仲がいいし、

人生をともにするパートナーとして信頼しています。

 

 

 

今でもお互いに

「何でこの人はこうなんだ!?」と理解できないから、

いつまでたっても飽きないのかも。

 

 

 

だからといって離婚しちゃいけない!

とこだわってもいません。

 

 

理由があれば別々の人生を歩くのもありだけど、

今は子どもたちもみんなで一緒に過ごすのが心地いいから

一緒にいる選択をしている。

 

 

という感じです。

 

 

そして新しい土地での結婚生活と仕事が始まりました。

 

 

ハローワークに行ったらたまたま精神保健福祉士の募集があり、

面接で受かってそのまま就職。

 

地域で暮らす精神障碍がある方の相談・支援を行う仕事でした。

 

 

そこは当時は「居場所」「家庭」のような場所。

 

 

小さな建物の中に3部屋あり、

 

 

入ってすぐの部屋がキッチン付きの居間で、

隣の部屋がごろん、と横に慣れる部屋、

一番奥がスタッフの事務所、ここで面談をやっていました。

 

 

朝部屋を開けて掃除をして、

飲み物の準備をしてみんなを迎え入れる準備をします。

 

 

そこに、

ぽつぽつと人がやってきて、

それぞれのんびり過ごしたり、おしゃべりしたり、

音楽を聴いたり、相談したり、

思い思いに過ごしていました。

 

 

ある人が白菜を持ってきたから、とみんなで漬物をつけ、

元シェフの人がいて、本格的なドレッシングをつくり、

天気のいい日はみんなでドライブにいきました。

 

 

その場にあつまった人たちで話しているうちに、

「あれをやってみるか」「こうしてみようか」

とアイディアがでてきました。

 

 

そんなやりとりの中で、

「こんなことを言ってもいいんだ」とか

「あの人の言ったことやってみたら意外とよかった」とか

「自分はこんないいところもあるんだ」と

 

 

自分で気づきながら変化していく場所でした。

 

 

その変化は小さいので家族は気づかないこともあったけど、

私たちスタッフはその人の小さな変化をみていて、

そこを大事にしていました。

 

 

その小さな変化がだんだん大きくなる人も入れば、

表面的には変わらない人もいます。

 

 

 

それはそれでいいんです。

 

 

 

誰にとってもわかりやすい変化は、

周りもよかったね、となるけど、

そんな周りの評価はちょっとおいておいて、

 

 

だれか1人でも話し合える人がいたら、

だれか1人でも気づいて見守っていてくれる人がいたら、

その人は大丈夫なんです。

 

 

当時私がやっていたことは、

来所や電話での相談、書類代行、市役所や病院への同行、

夕食づくり、買い物、他施設との連絡調整、

働いている人へは職場の同行ややりとり、

グループホームのお世話などなんでもやっていましたが、

 

 

核となるのは、

 

 

この場に人々が来るのを招き入れ、

そこで思い思いにすごしてもらうことで

自分らしさをみいだして

自分らしい人生を歩んでいくサポート

 

 

でした。

 

 

このころの出会いは私の人生を豊かなものにしてくれました。

 

 

と同時に、

 

 

普通では経験しないような出来事がいくつかおこり、

職場と家庭の往復の車の中では泣きっぱなしでした。

そこでしか、泣く場所がなかったから。

 

 

その時は毎日生活するのが必死で

職場に足を踏み入れるのも勇気がいって

ぎゅっとポケットに忍ばせたぬいぐるみをにぎりながら

人々の前では笑顔ですごしていました。

 

 

夫婦で鹿児島に引っ越すのを決め退職する際に、

ある方が私の送別会を開いてくれました。

 

 

その方に

「こんなことやるようにみえないけど・・・」

 

 

と素直に言うと

 

 

「うん、俺(普段なら)やんないよ!」

 

 

と言いながら準備してくれたのが心に響きました。

 

 

職場のほぼ全員の方々が集まってくれて、

その時私は自分の状況をほぼんどの人に

話していなかったのに

みんな温かく門出を祝ってくれました。

 

 

それから数年たってから、

蒲生の大クスをみているときにふと、

その当時のことを思い出して、

 

 

「ああ、私はたくさんの人たちに囲まれて見守れて

いたんだな。あの頃の日々は今の私を支えている」

 

 

と泣きたくなるような温かさを感じました。

 

 

だから今、

子どもと歩いている時や公園で遊んでいる時に、

 

 

今のこの子どもとの瞬間は

将来の私を支えるんだろうな。

今が、これからの私の土台を、帰る場所を作っているんだな、

と感じます。

 

 

このころ夫婦ともに人生での恩人となる方とも出会い、

その方に支えてもらいながら

2人で鹿児島に引っ越すこととなりました。

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