手技療法

羽のようにやわらかいフェザータッチで、
身体の奥深くまでほぐし全身を整えます。

こちらが働きかけるのは2割にとどめ、
8割はその方の自然治癒力が発揮されるよう
身体が根本的に変容する療法です。

それでは、
flowerin gift(仮)の手技療法とはどのようなものかを
具体的にご説明しますね。



この施術は、大活動といういろいろな種類の療術を統合した
予防、手当の技術、理論をベースとしています。

創始者は武勇伝も多く、
療術家の方々が学んでいましたが、
家庭で誰もがお手当できるようにという願いが込められていました。

 

ある小学生の男の子は、
お母さんが病気で発作が起きると
この手技で手当てをしていたそうです。

 

私もはじめの頃は家族に施術をしていて、
夫が強い薬を頻繁に飲むような
ひどい片頭痛がありましたが


施術をすると身体が楽になるようで、
頭痛そのものが軽くなり、
いつしか病院にいかなくなりました。


だんだん人に頼まれるようになり
ご自宅や宿泊先のホテルに伺ったり、
東京・福岡などへ出張していました。


今まで施術を受けられた方は
医師、看護師、作業療法士、理学療法士、
個人事業主・経営者、演奏家、歌を歌う方、
主婦、産後・育児中など、
赤ちゃんから70代の方まで様々です。



幅広い方々が受けられる理由の1つは、
私が「正しい姿勢に整えること」を
目標としていないからかもしれません。



なぜなら、身体は1人1人違うからです。


産まれ持った身体の個性を尊重しながら、
自然と重力と引力のバランスをとり、
滞りなく楽に動けるような身体づくりのお手伝いをしています。


そのために、お1人お1人の「身体の声」を
丁寧に聴くよう心がけています。


施術の流れとしては、
まずはありのままの身体の状態を観ます。

 

その時に、
「こうあるべきなのに、こうなっていない」
「ここがおかしい」といった判断はしません。


ただ、身体があるがままの状態をみます。


それはなぜかというと、
「身体はいつも最善」だからです。



私たちが身体のことを忘れて
興奮し何かに夢中になっていても、


どんな悲しみや苦しみに陥っていても、
身体は常にバランスをとって動き続けています。


その身体が痛みや症状を表しているということは、
何らかの「意味」があるのです。



「身体の声を聴く」とは

身体のあるがままの状態から
左右のバランスがどうなっているか、
どこに大きな硬結(滞り)があるか、
身体はどうなりたいのかをみていくことです。



どの方も大きな硬結が少なくとも1~2か所はあり、
左右差があります。


整う目安は「骨盤の高さ」と「足の長さ」ですが、
「整える」ことにこだわらずに、
その方の身体全体がほどけて楽になることで
自然とその人らしく整うよう心がけています。


足の操法だけでだいぶ身体はゆるみます。

「首の痛みが症状だったのに、こんなに念入りに
足を触ってもらえるとは思っていませんでした」
と言われた方がいましたが、

まずは足をじっくりほぐしていきます。

この足の操法で身体の奥の筋肉、
最近ではインナーマッスルとも言われていますが、
表面からは触れない身体の奥も足の操作で
ゆるめてほぐすことができるのです。


毎回通って慣れている方は、
「筋肉や骨がうごく」とわかるのですが

初めての方は
「 触っているだけなのに気持ち良かったです」
と気持ちよさを味わってもらえれば十分です。


以前ガンの方の足の施術の際に
「バシッと手か指ではじきました!?」
と言われたことがありましたが、
もちろんそんな手荒いことはしません。


同じように柔らかいタッチでさわっても、
大きく反応する場合もあります。


こういう反応の大きい方は例外的で、
ほとんどの方は施術の際に寝入ってしまうか


終わってもぼーっとして「どうでした?」
とお聞きしても言葉なくうなずかれるか、


「気持ちよかった・・・」と寝入る前のような
ぼんやりとした穏やかな状態で、
そこから徐々に覚醒されていきます。


施術が終わってからも変容は続きます。



一回の施術で
だいたい骨盤の位置と足の長さはそろいます。
これは硬結がゆるみ筋肉がほぐれ筋膜も伸び、
骨が本来の位置に戻るからです。


本当にそんなに整うの?と聞かれることもありますが、
確かに一回の施術では数日後に「戻った感じがする」
と言わる方もいます。


これは身体の動かし方のクセや思考のパターン、
物事のとらえ方が変わっていないので、
身体が整ってもまた負担がかかる
動きをしてしまうからです。

 

それでは、その人らしいく身体が整うには
どうしたらいいのでしょう。


それには、身体に楽で整った状態を
何度も味あわせてあげることです。


「楽な方に」というのがこの施術の特徴で、

施術をする際は私も施術を受ける方
どちらも「楽な姿勢」をとるようにしています。


この「楽」というのは「だらける」のではなく
身体のどこにも負担がかからずにスムーズに動ける
状態のことです。


可能であれば3日後、1週間後、10日後、2週間後、1カ月、
と徐々に期間をあけていくのがもっとも自然に
身体が変わっていくペースなのですが、


飛行機や新幹線で来られる方もいますし
お仕事や育児で忙しい方も多いので、


集中的な関わりが必要なのか、
身体と心のメンテナンスとして定期的に整えるのか、
お1人お1人の状況に合わせて相談しながら
施術のペースを決めています。


整うのは身体だけではありません。


ある時期から施術をしていると、
手を当てている硬結がグルグルと回転して
大きく広がっていくのを感じるようになりました。
めまいがするほどグルグルして
消えていくのです。


こういう方が何人か続いたのでこれは何なんだろうと
不思議に思っていたのですが、
心理療法の本を読んでいた時に浮かんだのが


「もしかしたら古い記憶や感情が
筋肉に溜まったものかもしれない」


不整脈で薬を飲んでいた方がいつの間にか
発作がでなくなったり、


人との境界で悩んでいた方が
自分の意見を言えるようになったり、


大きな手術をしたけれど
それは実は大切な贈り物だったと気づいたり、


人生の硬結がゆるんで昇華し、
人との関係性も整っていく。


そんな方々をみてきました。


身体はもちろん、
心も関係性もゆるめてほぐれる。


そしていつの間にか人生がいい方向に向かっている。


これからも、そんなお手伝いができれば幸いです。


今までお会いした方々も、
そしてこれからご縁がつながる方々も、


身体を整えて
「いい感じ」で日々を過ごしていきましょう。

ありがとうございました。

 

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